【佐世保市】福石観音の夏祭り、四萬六千日祭が2024年8月8・9・10日に開催です。
佐世保福石町の交差点の所にある福石観音清岩寺さんで今年も四萬六千日祭が開催されます。
日時は2024年8月8日・9日・10日(木・金・土)の3日間。
福石観音清岩寺の公式ホームページによりますと、毎年8月8日から10日にかけて行われる「四萬六千日祭」は、昔から近郷第一の夏祭りとして賑わっており、この期間中にお参りすると、一日参れば四万六千日参ったのと同じ御利益が授かると参拝客の人気を集めているそうです。
京都の清水寺、東京浅草の浅草寺などの四萬六千日祭を佐世保の地に持ち帰ったといわれているお祭りで、四萬六千日祭の間に一日参拝すれば、四萬六千日(126年)参拝したのと同じご利益があるといわれており、人の一生に見立てた一升ますに、米粒が四萬六千粒入る事に由来するとのこと。
元明天皇の和銅三年(西暦710年)名僧行基(ぎょうき)が諸国行脚の途中、福石山の霊境を訪ねて嘆賞し、しばしの間草庵を結んだと伝わっています。この時たまたま東乃浦の海に霊光を放つ仏木を発見して、これで三体の仏像を刻んだそうです。そのうちの一体が福石観音に安置されています。
行基一刀三霊の作で、その中の「十一面観世音菩薩像」をここの岩窟に安置しました。これが福石観音の始まりで、ご本尊を安置してある内殿を、行基岩と呼んでおり、延暦、大同のころ(西暦805年頃)、弘法大師(こうぼうだいし)(空海)が行基菩薩行脚の跡を慕って来錫し、諸人救済の為御堂の傍らに清岩寺(せいがんじ)を建て、福石山の裏手にある岩窟に五百羅漢(ごひゃくらかん)を安置しました。
以来、九州七観音のひとつに数えられ、諸人信仰の霊地と仰がれて色々な仏跡を残し、また旧平戸藩時代には平戸八景のひとつに、大日本帝国海軍の軍港になってからは佐世保名所の随一にあげられて、さまざまな歴史の跡が刻まれたという、由緒のあるお寺なのだそうです。
当日は浴衣コンテストや短編映画の上映も予定されています。イベント盛りだくさんの3日間になっているそうですよ!
駐車場は無いとのことなので、近隣の有料駐車場をご利用ください。
地元の方には馴染みの深い、福石観音さんの夏祭り。お出かけになってみませんか。
福石観音清岩寺はコチラ↓